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月: 2019年7月

ぱずる&もちょを作った話

Posted in 未分類

6月25日が麻倉ももさんの誕生日ということで、お祝いの気持ちを込めてパズドラ風のミニゲーム「ぱずる&もちょ」を制作して公開しました。

URL: https://cracra.net/puzzlemocho/

今回はこのゲームの制作について書こうと思います。

企画のはじまり

5月22日にリリースされた麻倉ももさんの6thシングル「スマッシュ・ドロップ」がアニメ「パズドラ」のEDとしてタイアップするということで、パズドラのパロディ企画をやってみたら面白そうと思ったのがきっかけでした。

最初の企画内容は大雑把なもので、以下に挙げるような項目しか決まっていませんでした。

  • ドラゴンの代わりにもちょが出てくる
  • パズルモードと図鑑モードがある
  • BGMはスマッシュ・ドロップを耳コピしたもの

ここから制作を進める中で肉付けしていって、今のような形に落ち着きました。

参加者について

企画を考え始めた頃から色んな人が描いたもちょの絵を見れたら楽しそうと思っていたので、今回は4名の方にお声がけしました。

今回の企画についてお伝えして依頼したところ、みなさん快く引き受けてくださいました。

普段からとても素敵な麻倉ももさんのイラストを描かれている方たちで、いつか一緒にものづくりしてみたいと思っていたので、今回一緒に制作できて本当に嬉しかったです。

4つの属性色とドロップについて

今回のゲームでは4色の属性ドロップ+回復ドロップがあったのですが、こちらは昨年開催された麻倉ももさんの1stライブ「Fantasic Live 2018 “Peachy!”」の会場限定Tシャツの色をもとにして、ミントグリーン・ゴールド・ラベンダー・ピンクの4色を採用しました。

サクマドロップス風のドロップアイコン

最初にこの4色を使うことを決めて、各色にあったモチーフを決めて、そこからどんなイラストにするかを決める流れだったのですが、みなさんの麻倉ももさんへの思いが強く、私だと思いつかないようなアイディアがたくさん出ました。

フルーツや植物、宝石、うどんの具、など様々なアイディアがあったのですが、最終的に色と麻倉ももさんの楽曲を結びつけると良いんじゃないかということになって、以下のような組み合わせになりました。

色(属性)楽曲とモチーフ担当
ミントグリーンスマッシュ・ドロップ
こそりさん
ゴールド365×LOVE
ハート型のプレゼントボックス
カリンさん
ラベンダーパンプキン・ミート・パイ
かぼちゃの馬車
ぴこさん
ピンクカラフル
クレヨン
木目りんさん

各楽曲のCDジャケットやMVで登場する衣装や小物を参考にして、色と楽曲の組み合わせを考えました。

キャラクターイラストについて

各属性毎に覚醒前と覚醒後の2種類のもちょのイラストを描いていただきました。

覚醒前イラスト

覚醒前のイラストは1stライブの会場カラーTシャツを着たもちょをテーマにして、4人の画風の違いを楽しめるようにしました。

ただ単に会場カラーTシャツを着ているだけではなく、覚醒後をイメージした小物やエフェクトを少し取り入れてもらいました。
また、髪型はライブ当時の日替わりの髪型をイメージして描いてもらいました。

覚醒後イラスト

覚醒後のイラストは楽曲とモチーフを取り入れることだけ決めて、あとは各自にお任せすることで、描き手の持ち味や魅力を活かせるようにしました。

構図や絵のタッチはそれぞれ違うのに、どのイラストも曲の雰囲気や麻倉ももさんの魅力がちゃんと伝わるものに仕上がっていて、本当にすごいとただただ感心するばかりでした。

4人の個性溢れるイラストは本当に魅力的で、ラフを見て、完成品を見て、私もこれらのイラストの魅力を最大限伝えられるように精一杯作り上げようと気合いが入りました。

背景イラストについて

ゲーム中の背景イラストは木目りんさんが担当しています。

パズルゲームの背景イラストは1stライブの会場になった舞浜アンフィシアターっぽくしたいとお伝えして描いていただきました。

覚醒前のキャラクターが4人で並んでも、覚醒後のキャラクターがどっしり構えていても様になっていて、ライブ当時を思い返しながら遊べる、そんな素敵なイラストに仕上げていただきました。

この他にもメニューや図鑑の背景も描いていただきました。

図鑑の背景は特にイメージなどをお伝えしていなかったのですが、ゲーム中の背景に合わせて可愛らしいミニステージのイラストを描いてくださいました。

メニューの背景はもも神様を盛り込んだ紋章を作ってもらいました。
こちらの紋章はメニュー以外にも各所で使わせてもらっています。

世界観について

パズドラはドラゴンを倒してダンジョンを進むゲームなのですが、可愛らしいもちょを攻撃するという表現は嫌だな、と企画当初から思っていて、今回演出としては表現しきれていませんでしたが、一応私の中では簡単な世界観のイメージがありました。

ユーザーはダンジョンの代わりにライブ会場に行って、次々に登場するもちょに飴をあげて応援することで、満足してもらってライブを進める。
もちょは応援が物足りないとお腹を空かせて、ユーザーのライフである桃を奪っていく、といったものです。

ゲーム中のテキストで「ダンジョン」や「攻撃」「敵」のようなワードを使わないようにしたり、SEを選ぶ際に打撃音は候補から外したり、多少は世界観を意識してゲームを作りました。

スキルについて

スマッシュ・ドロップの「ワンタップで壊せたらいいのに」や「ひとつだけ動かせば崩せる」というの歌詞を見て・聞いて、どうにかスキルとして表現してみたい!と思ったのがきっかけで全キャラクターにスキルを実装しました。

覚醒前のスキルはそれぞれシンプルにドロップ変換を行うものにしていますが、覚醒後のスキルについては曲やモチーフを意識して、どういうスキルがあればユーザーが遊びやすいかも考えながら実装しました。

スマッシュ・ドロップ

スマッシュ・ドロップは先に挙げた歌詞を表現するため、全てのドロップをミントグリーンに変換するスキルになっています。

ヒール・ドロップ

ヒール・ドロップはゴールドのモチーフがハート型のプレゼントボックスだったので、ヒール系スキルとしてラベンダーとピンクのドロップを回復ドロップに変換するスキルにしました。

最終ステージでは結構ダメージを受けるので、使いやすいように他の覚醒後のスキルと比べて使用可能になるターン数を短めに設定してあります。

マジカル・ドロップ

マジカル・ドロップは全スキルの中で、唯一ドロップ変換を行わないスキルで、ドロップの操作時間を延長できる魔法のようなスキルです。

最初はドロップ変換系のスキルしか実装していなかったので、ラベンダー属性のスキルをどうするか終盤まで悩んでいたのですが、ぴこさんが描いてくださったイラストを見て、これはもう魔法を使えるようにするしかない!と思ったのがきっかけで操作時間を延長するスキルにしました。

企画物としてはもう少し通常の操作時間を長めに設定しても良かったのかもしれませんが、常時ゆっくり操作できても緊張感が無くなるのではないかと思ったので、パズドラのデフォルトと同じ5秒に設定してあります。

ここぞ、という場面で落ち着いて操作するために使いたくなる、そんなスキルに仕上がったのではないでしょうか。

カラフル・ドロップ

カラフル・ドロップは超大味な一撃必殺スキルで、誰でも10コンボできるようにカラフルにドロップを並べるスキルです。

最終ステージは難易度が高めになっているのですが、せっかくなら遊んだ人全員にクリアしてもらいたいと思っていたので、このようなスキルを用意しました。

こだわったところ

今まで紹介してきた内容以外に今回の制作でこだわった細かいポイントを紹介します。

画面のフェード演出とタッチエフェクト

画面が切り替わる時のフェードと画面をタッチした時のエフェクトは会場カラーの4色がランダムで出るようになっています。

メニューの切り替わり演出

パズドラのように、一度全ての項目が画面外に出て、切り替わって入ってくるような演出を実装しました。

ドロップ操作

こちらもパズドラの操作の気持ちよさを出せるように再現してみました。

コンボSE

スマッシュ・ドロップのサビ終わりにある「私であり」の部分の音階に合わせて、5コンボできたら良い感じのSEが鳴るようにしました。
ぜひ5コンボを目指して遊んでみてください!

制作を終えて

今回は多人数での制作ということもあり、ディレクションして企画をまとめあげることの難しさを実感しました。

みなさんからいただいたアイディアや意見があったからそ、これほど良いゲームに仕上がったことには間違いないのですが、細かいことに対しても意見を聞くことで全体的に進みが遅くなったり、たくさんアイディアがあって採用できないものがあったりと、どのくらいの粒度で意見を聞いて決定を下すかがとても重要で、そこは今後の課題だなと思いました。

まだまだ未熟な私に対して何一つ不満を言わず、最後まで協力してくださった4人には本当に感謝しています。

麻倉ももさんが好きな人たちで集まって、お互いの考え方を知りながらものづくりに取り組むことで、少ならからず影響を受けて自分の中の麻倉ももさんへの思いが深まる、そんな経験ができる素晴らしい機会になりました。

カリンさん、こそりさん、ぴこさん、木目りんさん、今回は企画にご参加いただき、そして素敵なイラストを描いてくださって本当にありがとうございました。

最後に

今回はスマホでも遊べるように対応したからか、本当にたくさんの方に遊んでいただけて、中には感想をくださる方もいて、皆様と麻倉ももさんをお祝いする気持ちを共有できたことがとても嬉しいです。

いつも素敵な時間を与えてくれる麻倉ももさんの誕生日をこのようにして祝うことができて良かったです。

これからも私なりに応援していきます。